
以前よりお世話になっている京都の銘木屋さんへ床柱の買い付けに
行ってきました。今回はお客様もご一緒に同行してくださいました。
平屋建てを建てられる親御さんの住まいと、二階建ての和室を計画
されている息子さんの住まい。息子さんには、二世代分の家づくりの想いを胸に、
材を確かめていただきました。
京都は12月の凛とした空気に包まれ、冬の気配が町並みに静かに溶け込んでいます。
歴史ある家々が並ぶ景色はこの季節ならではの落ち着きをまとい、歩いているだけで背筋が
伸びるような趣があります。
道中、お客様と一緒に建仁寺にも足を運びました。
長い歴史を刻んできた寺院ならではの空気感は、やはり特別なものがあります。
庭や建物を眺めていると、家づくりへの意欲がふつふつと湧き上がり、
「より良い家を」という想いがより一層強くなりました。

銘木屋さんでは材の特徴や扱い方についてさまざまなことを教えていただき、
木に対する理解をさらに深めることができました。

お客様は真剣な眼差しで材をご覧になり、床柱を見た瞬間に驚きと興奮をそのまま
表情で伝えてくださり、私たちも嬉しくなりました。
最後には、ご自身で床柱に名前を書いていただきました。


家づくりの中で、同じ「ときめき」を共有できる時間は本当に貴重です。
銘木屋さんに「この家にはこの材を」とお願いすると、いつも美しい天然材を
選んでくださり、今回も希望通りの床柱を用意していただきました。
私たちは床柱を目にした瞬間、「この材を最大限に生かす和室をつくろう」と
胸が高鳴り、お客様とその感動を分かち合えることがまた職人としての喜びに
つながります。
これからどんな和室が形になっていくのか、私たち自身も完成が楽しみでなりません。
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今日も一日
『一棟入魂』頑張ります。
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