大工仕事により玄関ポーチが完成しました。
作業をしていると中学生の子たちが
『すげぇ!格好いい!』
と話している声が聞こえてきました。
中学生にこの和の格好良さを分かってもらえる嬉しさは何とも言えず!
和風の家が少なくなってきていますが、こういった格好良さを1人でも
多くの人に知ってもらいたいなと思う出来事でした。
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写真で分かるように小舞の段数が多く、5段もあるため
その分、手間がかかります。この果てしない作業を進めていく職人の
集中力にはいつも頭が下がります。
32尺と長尺のため、継手を造り納めていきます。
これは「追っ掛け大柱継(おっかけだいせんつぎ)」といって、
木材を繋ぐときに使う方法の1つです。2本の木材の断面を重ねて、
しっかりと固定していきます。木材同士を頑丈に繋ぐために使われる方法です。
墨付け→手刻み→加工→調整を重ねながらつなぎ合わせていくという、職人の
経験に基づいた高度な技術が求められる
伝統的な大工技術です。
垂木を見せ、板張りで仕上げられ、丁寧な仕事がされていました。
木の表情がまた味わい深いですね。
32尺という長尺のため、スケールが大きく、風格ある佇まいが形作られています。
今日は雨がひどく降っていますが、今日のような大雨でもこのポーチは
玄関サッシを開けておいても雨が振り込みません。
快適ですよね!
だんだん出来上がっていく過程にワクワクしますね。
今日も一日『一棟入魂』頑張ります!
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